医療事務の皆さん、毎日お疲れ様です!

キラキラして見える仕事の裏側には、私たちにしか分からない「あるある」な瞬間が、本当にたくさん溢れていますよね。

はじめまして。
総合病院で9年間、医療事務として働いていた、けいと申します。

今日は、私が9年間で溜めに溜め込んだ、クスッと笑えて、ちょっぴり泣ける「医療事務の心の声」を、こっそりお話ししたいと思います。

これは、単なるリストではありません。
一つひとつの瞬間に詰まった、私たちのささやかな物語です。

きっとあなたも、何度も頷いてしまうはずです。

「わかる!うちの職場も全く同じ!」

そう感じていただけたら、ぜひ「スキ」やコメントで教えてくださいね。

それでは、早速いってみましょう!

受付あるある

1. 保険証、月に何回変わります…?

月初め、月末、そしてなぜか月の途中。
保険証が魔法のように変わる患者さん、あなたの職場にもいませんか?

「はい、今月はこちらですね!」と笑顔で受け取りながらも、心の中では壮大なミステリーが始まります。

(心の声:先週お預かりしたばかりなのに…!保険の種類、全部言えるようになっちゃうよ…!)

でも、これって実はご高齢の方だとご家族が管理していて分からなかったり、転職したばかりだったりと、色々な事情があるんですよね。そう思うようになってからは、少しだけ優しい気持ちで「新しい保険証ですね、ありがとうございます!」と言えるようになりました。

2. 診察券を忘れたのに、フルネームも名乗らず「いつもの」

「こんにちはー」とカウンターにやってきて、ひと言、「いつもの」。

診察券もお持ちでなく、お名前もなかなかおっしゃらない。
その瞬間、私たちの脳はフル回転。声のトーン、服装、今日の天気、あらゆる情報から「いつもの」方を特定する、超能力にも似たスキルが試されます。

(心の声:えーっと…どなた様でしたでしょうか…とは聞けない!思い出せ、私の脳細胞!)

もちろん、最後にはちゃんとお名前を伺うのですが、この一瞬の攻防戦は、医療事務ならではのスリルかもしれません(笑)。

3. 問診票の自由記述欄が、もはや長編小説

電子カルテにスキャンする前、問診票の自由記述欄をチェックすると、びっしりと書かれた超大作に出会うことがあります。

「昨夜の夕食から始まり、今朝の体温、今ここに来るまでの道のりまで…」

どこが重要な情報なのかを瞬時に見抜き、要点を電子カルテに打ち込む。私たちの要約力とタイピングスピードが、ここで試されるのです。

会計あるある

4. 1円でも合わないと、その日の残業が確定する恐怖

一日の終わり、レジ締めの時間。
シーンと静まり返ったカウンターで、売上金と記録を照合する、あの静寂と緊張感。

「…合わない」

その一言で、フロアの空気が凍ります。
1円の重みを、これほどまでに感じる仕事は他にあるでしょうか。原因が見つかるまで、私たちは過去の自分と戦い続けるのです。

5. 「高すぎる!」と言われるけど…

「今日の診察、〇〇円です」とお伝えした瞬間の、患者さんの曇る表情。
「高すぎる!」というお言葉。

お気持ちは、痛いほど分かります。でも、でもですね…!

(心の声:ごめんなさいごめんなさい!でも、値段を決めているのは私じゃないんです…!)

心の中で全力で謝りながら、笑顔で「内訳をご説明しますね」と切り返す。これも医療事務の大切なスキルです。

6. 小銭をカウンターに“投げる”ように置かれた時の、あの微妙な気持ち

お会計の時、お盆があるにも関わらず、カウンターにチャリン、と小銭を置かれる瞬間。特に、それが少し投げるような感じだった時…。

悲しいとか、腹が立つとか、そういうのとは少し違う、なんとも言えない無の感情が心をよぎります。

そっと、一枚一枚丁寧に拾い集めながら、「お大事になさってください」と最高の笑顔を作る。私たちはプロフェッショナルです。

電話応対あるある

7. 早口すぎて聞き取れないお薬の名前を、必死に復唱するスキル

「〇〇病院さんからお電話ですー!」と内線が回り、受話器を取ると、マシンガンのような早口で、ほぼ呪文にしか聞こえない薬の名前が飛び込んでくる。

(心の声:え、今の何て…!?もう一回聞くのは申し訳ない…でも間違えられない!)

「はい、〇〇(今の呪文を全力で復唱)ですね、少々お待ちください!」と、笑顔で聞き返す。この一連の流れをスムーズにこなせるようになった時、少しだけ成長を実感します。

8. 保留ボタンを押したつもりが押せてなくて、裏の声が全部聞こえていた時の冷や汗

これは、医療事務なら一度は通る道だと、私は信じています。
電話を保留にしたつもりで、同僚と「あの件さー!」と話始めた瞬間、受話器の向こうから聞こえる、かすかな息遣い。

サーッと血の気が引く、あの感覚。
慌てて保留ボタンを押し直し、何事もなかったかのように電話に戻る。心臓に悪い「あるある」です。

書類・データ管理あるある

9. 一瞬、時が止まる。お預かりしたはずの書類がない…!

患者さんから大切な紹介状や公費の書類をお預かりして、カルテに挟んだはずなのに…。ふと気づくと、その書類だけがどこにもない。

サーッと血の気が引いて、心臓が口から飛び出しそうになる、あの瞬間。

(心の声:嘘でしょ、さっきまでここに…! まさかシュレッダーに…!? いやいやいや! 神様、どうかカウンターの隙間にありますように…!)

デスクの上、引き出しの中、さっきスキャンした書類の束をもう一度めくり…。患者さんを待たせている焦りも相まって、頭は真っ白。

大抵は、全く別のカルテに挟まっていたり、自分が無意識に違う場所に置いていたりするのですが、見つかるまでの数分間は、本当に寿命が縮まります。

レセプトあるある

10. 月末月初だけ、院内の空気が変わる

普段は穏やかな先輩も、この期間だけは戦闘モードに。
フロアには、キーボードを叩く音と、静かな集中力だけが満ちています。

お昼休憩もそこそこに、黙々と画面に向かう先輩たちの背中を見ながら、「今、話しかけたらダメなやつだ…」と察する能力が異常に発達します。

11. 入院中の保険証変更は、未来の自分への時限爆弾

「返戻」(へんれい)
請求内容にちょっとしたミスがあって、保険組合から「ここ、間違ってますよー!直して出し直してください!」と、書類が突き返されてしまうことです。

長期入院されていた患者さんが、無事に退院。ホッとしたのも束の間、翌月のレセプト期間に悪夢はやってきます。

「返戻」

原因を調べると、電子カルテの片隅にポツリと書かれた「〇月〇日、住所変更に伴い保険証変更」。
そう、入院期間の途中で保険証が変わっていたのです。前半の入院費を古い保険証で請求してしまった自分を、心から呪います。

(心の声:なんで誰も教えてくれなかったのー! この一枚の紙のために、あの膨大なレセプトをもう一度…? 未来の私、ごめん…)

これは、医療事務の仕事がいかに情報連携と確認作業の連続であるかを、痛感させられる瞬間です。

12. 高額査定と、分厚いルールブックとの静かなる戦い

「査定」(さてい)
返戻よりもっと怖い、「請求した医療費の一部を『これはルール上、認められません』とバッサリ削られてしまうこと」です。

レセプト期間の嵐が過ぎ去り、少しだけ平和が訪れた頃。
一枚の通知書が、その平穏を打ち破ります。

そこに印字された、見たことのない桁数のマイナスの数字。高額な薬剤か、特殊な手術か。担当は、自分。

一瞬で血の気が引き、キーボードを打つ手が止まります。

(心の声:嘘だろ…この薬がダメ?なんで?添付文書も確認したし、病名も合ってるはずなのに…!どうしよう、これ、どうやって係長に報告すれば…)

そして、そっと手を伸ばす。
事務所の奥に眠る、鈍器にもなりそうな分厚い聖書、『診療報酬点数表』(すべての医療行為の値段が書かれた、とんでもなく分厚いルールブック)に。

ページをめくる。米粒のような文字。「〜の場合において」「〜は別に算定できない」「別表参照」…。まるで異世界の法律を読んでいるかのよう。

読んでいる、というより、睨みつけている。
そう、これは果てしない、点数表との静かなる戦いなのです。

院内人間関係あるある

13.「今日は暇だね」は、嵐を呼ぶ禁断の呪文

珍しく電話も鳴らず、午後の受付カウンターが静寂に包まれた、あの瞬間。
誰かが「…あれ、今日って暇じゃない?」と口にした途端、すべてが変わります。

ベテラン勢は無言で目を見合わせ、院内の空気が一瞬だけピリつきますよね。

(心の声:ああ…誰だ…言ったのは誰だ…!)

その直後、まるで合図だったかのように救急隊からのホットラインが鳴り響き、待合室のドアが立て続けに開く。さっきまでの静けさが嘘のように、フロアは一気に戦場と化します。

医療現場で決して口にしてはならない言葉。それが「暇だね」です。

14. 看護師さんとの、絶妙な距離感と連携プレー

忙しい時は、アイコンタクトだけで意思疎通ができる最高の「戦友」。
暇な時は、一番の話し相手になってくれる心強い「仲間」。

この看護師さんとの連携がうまくいくと、その日の業務は驚くほどスムーズに進みます。「〇〇さん、次お願い!」で通じる関係性は、まさに職場の宝です。

ちょっぴり嬉しいあるある

15. 患者さんから「あなたがいると安心するわ」と名前を覚えてもらえた時の喜び

これが、あるんです。本当に。
いつも来てくださるおばあちゃんに、「あら、けいさん、今日も元気?」なんて名前で呼ばれた日には、もう…。

日々の疲れやストレスが、全部吹き飛ぶ魔法の言葉。

これがあるから、この仕事は辞められないんだよな、と心から思います。

いかがでしたか?
きっと、まだまだたくさんの「あるある」がありますよね。

あなたの職場の「あるある」も、ぜひコメントでこっそり教えてください!
みんなで「わかる〜!」と共感し合いましょう(笑)

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次回は、もう少し真面目な話。
「採用担当だった私が語る、医療事務の面接の裏側」について書こうと思います。
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