「医療事務の面接、何を話せばいいんだろう…」
「未経験だから、アピールできることが何もない…」
いざ面接が決まると、急に不安になりますよね。
何をどう伝えれば、自分の想いが届くのか。考えれば考えるほど、頭が真っ白になってしまう。
その気持ち、痛いほど分かります。
私も最初の面接の前日は、緊張で一睡もできませんでした(笑)。
はじめまして。
総合病院で9年間、採用担当も経験した、けいと申します。
これまで、本当にたくさんの応募者の方々とお会いしてきました。
その中で気づいた、一つの大切なことがあります。
多くの人が「面接」を誤解している、ということです。
面接は、あなたの能力を試す「試験」ではありません。
ましてや、アラ探しをする場でもありません。
では、私たち採用担当者は、あの短い時間で、一体あなたの「何」を見ているのでしょうか?
このnoteでは、私が採用担当として応募者と向き合う中で、常に考えていた
✔︎ 資格や経験よりも、実は100倍見ている「意外なポイント」
✔︎「この人と一緒に働きたい!」と思わず感じてしまう人の共通点
✔︎「ご縁がなかった」という言葉の裏にある、本当の理由
といった、面接の「裏側」を、本音ですべてお話しします。
この記事は、完璧な模範解答を教えるものではありません。
そうではなく、あなたがあなたらしく、自信を持って面接に臨むための
「心のお守り」
になるはずです。
それでは、一緒に面接の扉を開けてみましょう。
■【第1章】採用担当者が資格や経験よりも見ている「3つの本音」
採用担当者が資格や経験よりも見ている「3つの本音」
多くの応募者の方は、履歴書に書ける「スキル」や「経験」をアピールしようと頑張ってくれます。もちろん、それも大切です。
でも、特に未経験の方を採用する時、私たちが本当に知りたいのは、もっと別のことなんです。
本音①:この人は、うちの病院で「長く」働いてくれそうか?
医療事務は、覚えることがたくさんあります。一人前になるには、少なくとも半年はかかります。だからこそ、採用側にとって「すぐに辞めてしまわないか」は、非常に重要なポイントです。
(採用担当の心の声:スキルは教えられる。でも、すぐに辞められたら、教えた時間が全部無駄になっちゃうんだよな…)
面接では、「学びたい」という受け身の姿勢だけでなく、「その知識を活かして、貴院に貢献したい」という、未来を見据えた意欲を見せてくれる人に、私たちは心を動かされます。
本音②:この人は、周りのスタッフと「うまく」やっていけそうか?
医療はチームプレーです。どんなにスキルが高くても、チームの和を乱す人は採用しづらいのが現実です。
(採用担当の心の声:どんなに仕事ができても、この人が入ることで今のチームの雰囲気が悪くなるのは避けたい…)
私たちが面接で見ているのは、流暢な自己PRよりも、
「きちんと相手の目を見て話せるか」
「こちらの質問に、誠実に答えようとしているか」
「笑顔や相槌で、安心感を与えられるか」
といった、基本的なコミュニケーションの姿勢です。
スキルは後から教えられますが、「人柄」は教えられません。だからこそ、私たちはあなたの「人となり」を知りたいのです。
本音③:この人は、困難な状況でも「乗り越えよう」としてくれそうか?
医療現場は、時にクレーム対応や多忙さで、精神的に大変な場面もあります。
(採用担当の心の声:仕事だから、辛いこともある。そんな時、人のせいにしないで、自分で何とかしようとしてくれる人だといいな…)
面接で「過去の失敗談」を聞くのは、あなたを困らせたいからではありません。
その失敗から何を学び、次にどう活かそうとしているのか。その「成長する力」を知りたいからです。
■【第2章】【質問別】元採用担当が教える「グッとくる答え方」
【質問別】元採用担当が教える「グッとくる答え方」
採用担当者の「本音」が分かったところで、次は実践編です。
面接でよく聞かれる質問にどう答えれば、あなたの魅力が伝わるのか。
「残念な答え」と「グッとくる答え」を比較しながら、見ていきましょう。
質問:「志望動機を教えてください」
【残念な答え】
「家から近かったため、通勤しやすいと思いました」
「安定した業界で、長く働きたいと考えております」
【グッとくる答え】
「(あなただけのエピソードを元に)医療業界への想いを語った上で、『中でも、貴院が掲げる〇〇という理念に深く共感し、私もその一員として地域医療に貢献したいと思いました』」
けいの本音:
待遇面だけでなく、「なぜ、他の病院ではなく、うちなのか」という特別な理由を語れると、熱意が伝わり、一気に印象が良くなります。
質問:「あなたの短所は何ですか?」
【残念な答え】
「特にありません」
「頑固なところです」(と言いっぱなしで終わる)
【グッとくる答え】
「少し心配性なところがあり、作業に時間がかかってしまうことが短所です。そのため、日頃からタスクに優先順位をつけ、時間内に終える訓練を意識しております」
けいの本音:
短所がない人はいません。大切なのは、自分の弱みを客観的に理解し、それを乗り越えるために、今どんな努力をしているかを具体的に伝えることです。その姿勢に、あなたの誠実さと成長意欲が表れます。
質問:「最後に何か質問はありますか?(逆質問)」
【残念な答え】
「いえ、特にありません」
「お給料は、いつ上がりますか?」
【グッとくる答え】
「未経験から入職された方は、独り立ちするまで、どのような研修やサポートを受けられていますか?」
「一日でも早く戦力になるために、入職前に勉強しておくと良いことはありますか?」
けいの本音:
これは、あなたの熱意をアピールする最後のチャンスです!
「入職後の自分が、ここで活躍する姿」をイメージしていることが伝わる質問をすると、「この人は本気だな」と、面接官は嬉しくなります。
■【まとめ】面接は、あなたと病院の「お見合い」です
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
面接への不安は、少しだけ軽くなったでしょうか?
たくさんのノウハウをお伝えしましたが、最後に一番大切なことを言わせてください。
完璧な答えを用意するより、あなた自身の言葉で、誠実に話すことが一番大切です。
私が採用担当だった時、一番印象に残っているのは、決して上手に話す人ではありませんでした。
言葉に詰まりながらも、一生懸命に自分の想いを伝えようとしてくれた人です。
面接は、あなたと病院の「お見合い」のようなもの。
スキルをアピールするだけでなく、「私は、こんな人間です」と心を開いて、お互いの相性を確かめる場だと思ってください。
そう考えれば、少しだけリラックスして臨めるはずです。
この記事が、あなたの背中をそっと押す「心のお守り」になれたなら、これほど嬉しいことはありません。
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最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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