毎日、次から次へとくるカルテの入力に追われて、「私ってただの入力ロボットみたいだな」とため息をついたことはありませんか?
もし「はい」と頷いたなら、この記事はあなたのために書きました。
朝から晩までパソコンの画面とにらめっこ。
「保険の点数、間違えてないかな?」
「保険証の確認、漏れはないかな?」
そんなプレッシャーに押しつぶされそうで、患者さんの顔をしっかり見る余裕なんて、正直ありませんよね。
本当に毎日、お疲れ様です。
でも、このまま「ミスなく入力すること」だけを毎日の目標にしていると、すごくもったいない未来が待っています。
■ 病院は「自動販売機」になれるか?
喉が渇いて飲み物を買うとき、あなたは「自動販売機」と「お気に入りのカフェ」、どちらに行きますか?
ただ「早く正確に飲み物が欲しい」だけなら、自販機が一番です。お金を入れてボタンを押せば、1秒で間違えずに商品が出てきます。
でも、カフェに行くときは違いますよね。
「いらっしゃいませ!」という明るい声や、「今日は少し寒いですね」という店員さんとのちょっとした会話にホッとするから、わざわざ足を運ぶはずです。
医療事務の仕事も、これとまったく同じなんです。
もし私たちが「早く、ミスなくお会計を終わらせる」ことだけを目指したら、それは自販機を目指しているのと同じです。
でも、どんなに頑張っても、計算の早さと正確さでパソコンや機械には勝てません。自販機になろうとすればするほど、「私じゃなくてもいい仕事」になってしまい、いつかあなたの居場所がなくなってしまうかもしれません。
■ ずっと「あなたがいい」と言われる人の秘密
では、どうすればいいのでしょうか?
私の知り合いに、患者さんから「あの人に会うと元気になる」と大人気のベテラン事務員さんがいます。
彼女の目的は、「レジを早く打つこと」ではなく、「患者さんに安心して帰ってもらうこと」でした。
彼女がやっている行動は、とてもシンプルです。
お会計のとき、パソコンの画面から目を離して、患者さんの目を見て「お大事にしてくださいね」と笑顔で伝えること。ただそれだけです。
でも、たったこれだけの行動で、患者さんは「あ、この人は私のことをちゃんと見てくれている」と安心します。
ある調査でも、患者さんの約7割が「受付の対応」でその病院にまた来るかを決めている、という結果が出ています。あなたの笑顔や声かけが、患者さんにとって一番の「お薬」になっているんです。
■ 唯一のデメリットと、その解決策
とはいえ、忙しい待合室を見渡すと、「そんなのんびりしたこと言ってられない!」と思うかもしれません。
確かに、患者さんの目を見て話すと、1回のお会計につき「2秒」ほど時間が余計にかかります。忙しいとき、この2秒は焦って怖く感じるかもしれません。これが唯一のデメリットです。
でも、安心してください。
この「2秒」を惜しまないことで、患者さんからの「え?今なんて言ったの?」という聞き返しや、イライラからのクレームがグッと減ります。結果的に、仕事はずっとスムーズに回るようになるんです。
■ あなたの「心」が最高のスキルになる未来
これから先、どれだけ便利なシステムが入ってきても、「不安な気持ちに寄り添うこと」は人間にしかできません。
入力作業に追われてヘトヘトになる毎日は、もう終わりにしませんか。
明日、最初の患者さんがお会計に来たら、まずは2秒だけ、パソコンから顔を上げてみてください。
そして、目を見て「お大事に」と伝えてみてください。
その小さな一歩が、あなたを「ただのロボット」から「病院の温かい顔」へと変えてくれます。
患者さんからの「ありがとう」の言葉で心が温かくなる、そんなやりがいのある未来が、あなたを待っています。
医療事務は「計算」より「会話」が9割。毎日ヘトヘトなあなたが、病院で一番頼りにされる人になる方法
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