2025年10月4日、高市早苗氏が自民党の新総裁に就任しました。
臨時国会で首相に指名され、新内閣が発足する見込みです。

新総裁の掲げる医療政策は、
「診療報酬の引き上げ」
「介護報酬の前倒し改定」
「マイナ保険証の運用見直し」
「薬の供給網強化」など、
どれも私たち病院事務の現場に直結するテーマばかりです。

でも、ニュースで政策を聞いても、現場から見えるのはいつもこうです。

「で、明日の受付はどうなるの?」

この記事では、高市政権の医療政策を“現場目線”で翻訳します。
ニュースや会見で語られる言葉を、私たちの“明日の仕事”に落とし込みましょう。


1) 高市新総裁が就任。臨時国会で首相指名・新内閣へ

何が起きた?

2025年10月4日、自民党総裁に高市早苗氏が正式に就任しました。
今月中旬には臨時国会で首相に指名され、新内閣が発足する見通しです。

どんな意味があるの?

ニュースでは“新総裁”の響きが華やかに聞こえますが、現場にとっては
これからの1〜3か月で、どんな制度が動くか」というサイン。
たとえるなら、年度末の大掃除の予定表が貼り出された瞬間のようなもの。
今はまだ掃除が始まっていなくても、「どこを担当するか」は決めておく必要があります。

明日やること

  • 経営会議や課内打ち合わせで「政策ウォッチ担当」を決めておく。
    → 情報が流れてくるスピードが早いので、“誰が厚労省・デジタル庁を追うか”を決めるだけで、後が全然違います。

  • 1週間に1回、最新ニュースまとめメールを職員に送る仕組みをつくる。
    → “動きが見えている安心感”が職員の不安を減らします。


2) 診療報酬の「引き上げ・前倒し改定」方針が明確に

何が起きた?

高市総裁は総裁選で「物価と人件費上昇を踏まえ、診療報酬を前倒しで改定する」と発言。
介護報酬も同様に“早めに上げる”方向が見えています。

現場にどう関係あるの?

「点数が上がる=収入アップ」ではなく、“ルールが変わる=仕事の流れが変わる”ということ。
これは、自動販売機が新500円玉に対応していないのに、両替が急に廃止されたようなもの
お金(報酬)は入ってくるのに、機械(現場の体制)が対応できないと詰まってしまうんです。

明日やること

  • Excelで「2パターン試算」を始める(保守的・積極的)。
    → 外来基本料・入院基本料・主要加算を仮置きして“もしも”を見える化。

  • レセプト返戻が多い箇所をピックアップして、チェック体制を1つ強化する。
    → 今から仕組みを見直せば、改定後の混乱が大きく減ります。


3) マイナ保険証:新しい保険証は発行停止、完全移行まで1年あまり

何が起きた?

現行の保険証は2024年12月2日で新規発行が停止
有効期限は2025年12月1日までで、その後はマイナ保険証か資格確認書での受診になります。


現場の実感は?

患者さんの反応が先に来ます。
昨日、受付で70代の女性から「保険証、もう使えないってニュースで見たけど大丈夫?」と聞かれました。
こういう質問が増えるのは、まるで「電車のダイヤ改正が近いのに、駅の掲示がまだ変わっていない」ような状況。
制度よりも、“患者さんの不安”が先に動くんです。

明日やること

  • 受付に「エラー別早見表」を掲示(例:読取不可・保険者変更・本人確認齟齬)。
    → 受付担当が誰でも同じ対応ができる。

  • 救急・夜間の最小装備を確認(カードリーダー・資格確認書印刷設定など)。
    → 夜勤の人でも「これを見れば対応できる」安心材料を。


4) 医療安全保障:抗菌薬が「特定重要物資」指定で供給網強化

何が起きた?

感染症や薬不足を踏まえ、抗菌薬が「特定重要物資」に指定されました。
これは、国が在庫確保や国内生産を支援する仕組み。

現場では?

薬が届かない状況は、まるで「スーパーで牛乳が欠品したまま1週間続く」ようなストレスです。
1日でも欠けると診療全体に影響します。

ただし、供給網の改善は少しずつ。
“すぐ解決”ではないからこそ、現場の説明と情報共有がカギです。

明日やること

  • 各診療科に代替薬リストを配布。
    → どの薬をどれに置き換えるかを共有する。

  • 患者説明文を統一する。
    → 「薬が変わりましたが、効果は同じです」という一言を統一するだけで、患者の不安は激減します。


5) 女性・小児医療の強化:新センター設立で地域連携が変わる

何が起きた?

2024年10月、国立成育医療研究センターに「女性の健康総合センター」が設立。
更年期障害や月経困難症など、女性特有疾患を包括的に支援します。

現場の意味は?

地域連携の“紹介・逆紹介”が変わる流れ。
たとえるなら、「地域の郵便局が大規模再編された」ようなもので、書類の書き方・送付先・受付手順が変わることになります。

明日やること

  • 婦人科・小児科関連の紹介状フォーマットを統一。
    → 「どこに・何を・どう書くか」を共通化。

  • 携室のKPI(紹介率・逆紹介率)を見える化。
    → データで“紹介の流れ”を把握すれば、地域とのズレを防げます。


まとめ:変化は「不安」ではなく「準備」のサイン

高市新総裁の就任によって、医療・介護・デジタル・医薬品など、
病院現場に関わるテーマが一気に動き出します。

でも、それは不安の合図ではなく「準備開始」のサインです。

「制度は遠い場所で決まるけど、現場で形になる。」

ニュースを見て終わりではなく、
「自分の仕事なら何が変わる?」を1つでも行動に変えること。

それが、病院事務がこの変化を味方にする一番の方法です。


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