「湿布なのに、
整形外科の
レセプト点検で
✅ この
記事で わかること
- ロコアテープが他の 貼付剤と 違う理由
- 病名で見るポイント (令和8年8月の 公表事例)
- 全身に効く 痛み止めと 同時に 出ている 時の注意
- 貼付枚数の上限と、 超えた 時に 算定できなくなる5つ
- 同時に処方されていたら 確認したい薬
結論から
今やること病名だけで
通さない。 全身に 効く 痛み止めの 併用と、 貼付剤の 合計枚数を 同じ 画面で 見る。
▼ 今すぐ4つの ポイントを見る
ロコアテープは、2枚で飲み薬1日分
ロコアテープは、
まず
電子添文の
本剤2枚貼付時の
全身曝露量が フルルビプロフェン 経口剤の 通常用量投与時と 同程度に 達する ことから、 1日貼付枚数は 2枚を 超えない こと。
ここで
1回分ではなく、
な
「一般の貼付剤は全身に効かない」ではない
ここは
ロコアテープが
見るのは4つ。理由は2つ
4つの
貼付剤だから
- ① 病名
- ③ 貼付枚数
飲み薬なみに
- ② 全身に
- ④ 組み合わせに
ロコアテープは、
ポイント①|病名は「変形性関節症」か
電子添文の
令和8年8月
事例の
内容を
- 腰痛症・肩
関節 周囲炎・ 腱鞘炎 など、整形外科で よく では、使う 17の 傷病名 算定は 原則と して 認められない - 部位の
記載が では、ない 変形性関節症 原則と して 認められる
17の
理由は、
だから
部位まで書く必要はない
変形性関節症は、
レセプトに
その
事例でも、
な
禁忌の病名も見る
効能・
消化性潰瘍、
ロキソニンテープの
ポイント②|全身に効く痛み止めが同時に出ていないか
ここが、
電子添文には、
本剤投与時は
他の 全身作用を 期待する 消炎鎮痛剤との 併用は 可能な 限り避ける こととし、 やむを 得ず 併用する 場合には、 必要最小限の 使用に と どめ、 患者の 状態に 十分注意する こと。
「全身作用を
効きめが
そして、
同じ
「ロコアテープと
痛み止めの 内服が 同じ 処方に 入っていますが、 このままで 大丈夫でしょうか」
一般の
ポイント③|枚数は上限を超えていないか
貼付剤には、
告示の
第5部 投薬 通則
5 入院中の
患者以外の 患者に 対して、 1処方に つき63枚を 超えて 貼付剤を 投薬した 場合は、 区分 番号 F000に 掲げる 調剤料、 区分番号F 100に 掲げる 処方料、 区分 番号 F200に 掲げる 薬剤 (当該超 過分に 係る 薬剤料に 限る。)、 区分 番号 F400に 掲げる 処方箋料 及び 区分 番号 F500に 掲げる 調剤 技術 基本料は、 算定しない。 ただし、 医師が 疾患の 特性等に より 必要性が あると 判断し、 やむを 得ず 63枚を 超えて 投薬する 場合には、 その 理由を 処方箋 及び 診療 報酬 明細書に 記載する ことで 算定可能と する。 出典:令和8年度
医科 第2章 第5部 投薬診療 報酬 点数表 (告示) 通則5
「湿布薬」
10
「通則5」の 貼付剤とは、 鎮痛・消炎に 係る 効能・ 効果を 有する 貼付剤 (麻薬若しくは 向精神薬である もの 又は 専ら皮膚疾患に 用いる ものを 除く。 )を いう。 ただし、 各種がんに おける 鎮痛の 目的で 用いる 場合は この 限りでない。 出典:診療報酬の
算定方法の 第2章 第5部 投薬一部 改正に 伴う 実施上の 留意事項に ついて (保医発通知・別添1) 通則10
では、
| 63枚に |
原文の中身 |
|---|---|
| 数える | 鎮痛・消炎に |
| 数えない |
麻薬若しくは |
| 数えない |
専ら |
| 数えない |
各種がんに |
上の
落としやすいのは4行目のがん
ロコアテープは
上限の
超えると算定できないのは5つ
ここは
| 区分 | 名称 |
|---|---|
| F000 | 調剤料 |
| F100 | 処方料 |
| F200 | 薬剤 |
| F400 | 処方箋料 |
| F500 | 調剤技術基本料 |
金額が
そして、
超過=即
複数の
ポイント④|組み合わせに注意する薬はないか
ロコアテープには、
併用禁忌=一緒に
| 一般名 | 販売名 |
|---|---|
| エノキサシン水和物 | ― |
| ロメフロキサシン | ロメバクト、 |
| ノルフロキサシン | バクシダール |
| プルリフロキサシン | スオード |
レセプトに
併用
- 上記以外の
ニューキノロン系 抗菌薬、 オフロキサシン等 - ワルファリン
- メトトレキサート
- リチウム製剤
こちらは
併用禁忌の
な
「原則として」の意味
公表事例に
支払基金は、
療養担当規則等に
照らし、 当該診療行為の 必要性などに 係る 医学的判断に 基づいた 審査が 行われる ことを 前提と しており ますので、 本公表事例に 示された 適否が、 すべての 個別診療内容に 係る 審査に おいて、 画一的あるいは 一律的に 適用される ものではないことに ご留意願います。
つまり、認められない
医療事務と
レセプト点検で見る順番
4つの
- ロコアテープが
処方されているか :他の貼付剤と 混ざっているので、 薬剤名で 拾います - 変形性関節症の
病名が :部位の付いているか 記載は 不要。 あわせて 禁忌の 病名も見る - 全身に
効く :飲み薬・坐薬・消炎鎮痛剤が 同じ 処方に ないか 注射。 あれば 医師に確認 - 貼付剤の
合計枚数と、 :枚数は組み合わせに 注意する薬 他の 貼付剤と 合算。 超えていたら 理由の 記載を確認
病名だけで
よくある質問(FAQ)
Q. ロコアテープは
腰痛症では 絶対に 算定 できませんか?
「絶対に」
Q. 変形性
関節症の 病名に、 部位は 書かなくていい ですか?
書かなくても、
Q. 63枚を
超えたら、 必ず 算定 できなくなり ますか?
いいえ。
Q. 63枚は
1か月の 上限ですか?
いいえ、1処方
Q. 社保と
国保で 扱いは 違いますか?
この
ただし審査は
Q. いつから
適用されますか?
事例に
Q. 一般的な
貼付剤も 同じですか?
薬剤ごとに
ロコアテープより
「貼付剤ならどの
Q. 内服の
痛み止めと 併用したら 必ず 査定されますか?
必ずではありません。
貼付剤と飲み薬の両方で見る
- 病名は
変形性関節症か :17の傷病名は 原則と して 認められません。 部位の 記載は 不要。 禁忌の 病名も 見ます - 全身に
効く :飲み薬・坐薬・消炎鎮痛剤が 同時に 出ていないか 注射。 電子添文が 「可能な 限り避ける」と しています - 枚数は
1処方 :他の63枚 以内か 貼付剤と 合算。 超える 場合は 理由の 記載を 確認します - 組み合わせに
注意する :ニューキノロン系の薬は ないか 一部が 併用禁忌。 ワルファリン などは 併用注意
一般の
この
貼付剤に
限らず、 薬剤と 病名の 対応は算定ナビから 公式資料の 出典つきで 確認できます。
一次資料
- 医療
情報 |第39回・基盤・ 診療 報酬 審査 支払 機構 (旧・社会 保険 診療 報酬 支払 基金) 「支払基金に おける 審査の 一般的な 取扱い (医科)」 令和8年8月 31日 公表/ 事例 861 「エスフルルビプロフェン・ハッカ油の 算定に ついて」・ 支払 基金・ 国保 統一 事例/ 2026年9月3日確認 - PMDA ロコアテープ
(エスフルルビプロフェン・ハッカ油)の |著作権者:添付文書 大正 製薬 株式会社/ 2024年 12月 改訂 第4版・ 医薬品 医療 機器 総合 機構の 医療用 医薬品 情報 検索に 掲載。 効能又は 効果、 用法及び用量、 用法及び用量に 関連する 注意、 禁忌、 併用禁忌、 併用 注意/ 2026年9月3日確認 - ロキソプロフェンナトリウム
貼付剤 |効能又は(ロキソニンテープ) 電子添文 効果・ 禁忌の 比較/ 2026年9月3日確認 - 令和8年度
医科 |第2章 第5部 投薬診療 報酬 点数表 (告示) 通則5 (63枚と、 算定しない 5区分、 ただし 書き) /2026年9月 18日に 原文を 再確認 - 診療報酬の
算定方法の |別添1 第2章 第5部 投薬一部 改正に 伴う 実施上の 留意事項に ついて (保医発通知・別添1) 通則 10= 貼付剤の 定義と がん疼痛の 例外/ 2026年9月 18日に 原文を 再確認
支払基金は、
公表事例が 「すべての 個別診療内容に 係る 審査に おいて、 画一的あるいは 一律的に 適用される ものではない」と 留意を 求めています。 最終的な 判断は、 診療内容と 病院の ルールに よります。 この
記事は レセプト点検の 実務向けです。 薬の 使い方や 飲み合わせに ついては、 医師・薬剤師に ご相談ください。
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■ 著者
プロフィール 3つの総合病院で 医療 事務 10年 以上、 うち1つで 元採用担当を 3年。
現在はフルリモートの 医療事務と して 算定業務を 担当。 3児の父。
「もうひとりで 悩まない 医療事務」を 届ける ため 発信してい ます。
最終